クリスマスと、俺と、ピンドラと

こんにちは、ぱんこまみれです。

 

今年ももうクリスマスの時期ですね。こうなるともう一気に年末まであっという間でビックリしちゃいますね。

実はこの時期は僕の誕生日も近いのでついついこの時期はいろいろ昔のこととかも思い出したりしちゃうんですよね。

というわけで今回はアニメの話をしようと思います。

まず初めにぼくは人にあまり話をしたくないアニメが二つあります。

 

一つは「電波女と青春男」です。この時期一番アニメにハマっていたのでそのころを思い出してしまいこのアニメの絵やらオープニングを聞いてしまったりすると寂寥感というか心臓がざわめいてしまうんですよね。(いまだに藤和エリオちゃんアイコンを見るとちょっとヒヤッとします)

 

もう一つが2011年制作「輪るピングドラム」です。

一般的には「生存戦略~」というフレーズがおなじみなのかなとは思います。

今回の記事では「輪るピングドラム(以降ピンドラ)」について思い出と感想を書いていきたいと思います。

とはいってもネタバレを極力避けて簡単に概要を書いてくつもりです。

まずこのピンドラを語るに外せないのが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」がモチーフにある点だと思います。主人公の名前もジョバンニとカンパネルラをもじっていたりあらゆるところに銀河鉄道テイストがちりばめられています。

個人的に「銀河鉄道の夜」が「本当の幸せを見つける物語」であるならばピングドラムは「運命とはなんなのかを探しもがく物語」なのかなと感じます。

タイトルの通りに運命の糸を手繰り手繰り寄せる中で複雑に絡まいあっていく構成になっていてとても難解な作品です。見る際には栄養ドリンクとカレーを用意して視聴するのがよろしいかと思われます。

ざっくりとピンドラのあらすじを紹介すると「妹を助けるために未知の”ピングドラム”なるものを探す兄弟の物語」と言えると思います。ピングドラムとは何なのか、その過程で現れる自分たちの生い立ち、交差する運命、すべてを犠牲にしても守りたいものなどのテーマを描き切っている作品であるといえます。重いテーマですがペンギンとピクトグラムが多様に描写されておりコミカルかつミステリアスな雰囲気が楽しめます。

本当は木村昴さんの演技がすごすぎるとか能登麻美子はサイコレズ野郎みたいな役多いなとか言いたいことはたくさんあるのですが物語についてはここまでにしておきます。

かなり人にお勧めしたい名作アニメであり、個人的にまどマギクラスの大作であるのは間違いないのですが、なぜこのアニメの話をしたくないかというと、

主人公のあだ名が僕のあだ名と一緒

だからです。見る分にはかなりドキッとして感情移入できるのでいいのですが、人におすすめされて実際に見たらその人のあだ名が結構連呼されてるのなんか嫌じゃないですか?エロアニメとかで竿役が友達のあだ名で呼ばれてたら嫌でしょ?結構珍しい名前なので絶対先入観できてまともに楽しめるか怪しくなってきそうな気がしますね。

そういうの結構気にしますからね。A型なので。

 

長々と書いてしまいましたがかなり没入して2クールブチ抜きで見てほしい、見れる作品となっています。オープニングの「ノルニル」「少年よ我に帰れ」も歌詞の意味と物語がリンクする素晴らしい曲!ボーカル!となっております。

 

なぜ今輪るピングドラムを取り上げたかというと

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きっと何者にもなれないお前たちに告げる、これを見てファビュラスマックスになるんだぞ!!!